【調査士ねっとわーく】粉塵対策

 現場作業において足付金属標(アンカー付の金属プレート)を埋設する際、コンクリートのタタキにサンダーを使って刻みを入れる⇒コンクリートを斫る⇒モルタル等で金属標を埋設する、と思いますが、サンダーを使用中の粉塵は、皆さんどう処理しておりますか? 左官工や石材工がよく使用している吸引袋付きサンダーを使用している方は、以下の文章をスルーして構いません。  

 「そのまんま大気に飛ばすぜぇ~」と言うワイルドな人もいれば(おいおい・・)、発電機と業務用掃除機(スターウォーズに出てくるR2D2みたいなやつ)で丁寧に吸い取る人もいると聞いております。前者は近隣の方から後程苦情が来る恐れがあり、後者は仕事車のスペースの都合上、搭載出来ないなどの事情から、私は今まで、サンダー使用時に濡れぞうきんを粉塵飛散方向に広げて、埃を飛ばないようにする原始的な手法を取っておりましたが、やはり限界があるのでバッテリークリーナーを購入して吸い取るようにしました。   

 ただし、バッテリークリーナーは非力で粉塵を吸い取れるか疑問があったので、製品を比較検討した結果、ボッシュ社製の18Vリチウムイオンバッテリークリーナーは小型でありながら非常にパワフルとネット上で評価されていたので、これを購入し実際に金属プレートを埋設する際に使用してみたところ、想像以上のパワーがあり、粉塵をグングン吸い取りました(粉塵を出したところの写真を参照下さい)。    

 パワーがあるけれど非常に小型で車内に置いても邪魔にならず、普段の車内清掃にも使えます。17,000円位しますが、粉塵によりお隣の車が汚れたとか、洗濯物に付いた等と文句を言われないようにすれば、隣地立会いもよりスムーズに行くはずなので、すぐに元がとれると思います。  

 気になる方はお試しあれ。   

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 今までの方法
OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA 今回購入した製品
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 使用しているところ
OLYMPUS DIGITAL CAMERA これだけの粉塵が吸引できました
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 無事完成

(記事・写真 横須賀支部広報員 福島 誠)

M
E
N
Uarrow_right