大和支部 下伏 幸輔
私が土地家屋調査士という仕事を知ったのは、社会人2年目の時でした。 大学卒業後、安定しているというイメージが強かったガス会社へ就職しましたが、本当にこのままで良いのか考え始めているときでした。手に職をつけたい、専門性の高い仕事がしたいという思いが強くありました。
自分なりに調べていくと、不動産登記の表題部に関する申請等の代理業務を行う土地家屋調査士という資格があり、また、この資格にはデスクワークだけでなくフィールドワークもあることを知りました。
元々専門職で働きたいと思っていましたし、外での作業も苦にならないタイプだったのでこれだと思いました。
そこからは行動あるのみでした。勤めていたガス会社も辞めて、調査士法人に転職もしました。2年間資格の勉強と測量補助業務に追われる毎日でしたが、何とか令和元年度の試験で合格することができました。
この業界に転職してからは大変なことも悩むこともありますが、やっぱりこの仕事を志して良かったと思う事が多いです。 まだまだ修行の身であり、勉強しなければならないことばかりですが、この仕事を目指し始めた時の気持ちを忘れず、己を磨いていきたいと思っています。 今後とも宜しくお願い致します。 |