【広報ニュース】成田哲雄さん(横浜中支部)が法務大臣表彰を受賞されました

 本会前副会長の成田哲雄先生がこの度法務大臣表彰を受賞されました。成田先生の御功績に敬意を表すとともに、心からお祝いの言葉を贈りたいと思います。
「おめでとうございます。これまでありがとうございました。」

 成田先生は昭和29年生まれで、私にとっては先輩に当たります。ただ、登録はともに平成2年ですので土地家屋調査士としては同期生です。今でも昔話としてあがるのが、関東ブロックの新人研修会で御一緒した折りの出来事です。名前も知らない者同士でしたが、「神奈川会には面倒な新人がいた。」と、何時も笑ってお話しされます。

 成田先生は入会後、横浜中支部で活躍し支部長を経験されますが、当時の若さで並み居るベテラン調査士を相手に大きな横浜中支部を取り仕切るには大変な御苦労があったと思います。
 また、成田先生は本会において、平成17年に理事に就任しますが、当時の関会長の抜擢によりいきなり総務部長となりました。同期生の縁は不思議なもので、この時私も理事となり総務部に配属され、成田先生の下で御一緒することとなりました。

 平成17年当時の本会は不動産登記法の改正等で大忙し、総務部でも毎月の部会で毎回、規則の新設や改正に係わる条文作り等、今では想像できないくらいの事務処理を担当していたと思います。当時の総務部メンバーは、高橋敏治さん(大和支部)、内田昭弘さん(県央支部)、私、担当副会長が海野敦郎さん(県西支部)と曲者揃い、纏まりかけては誰かが難癖を付けるという有様で、午後5時から始めた部会が11時過ぎまでかかることも普通だったと思います。部長をされていた成田先生の胸中察するに余りあります。
 但し、成田先生と私は、この時の御縁でその後も事ある毎に御一緒させていただく様になりました。

 総務部長退任後の成田先生は、本会の副会長、監事等を歴任し平成29年から本年5月まで再び副会長を務めるなど、真に法務大臣表彰に相応しい御活躍をされました。本年度定時総会をもち、本会役員を退任されるとのことですが、これまでの御功績に感謝したいと思います。

 さて、成田先生のお人柄ですが、一言で言えば「自由人」、「自分が自由であることは勿論、他人の自由を認めることができる人」だと思います。外見とは少し異なる印象かもしれませんが、例えるなら「ラテンの香りがする人」だと思います。
 温かく自由な成田先生の御健康と益々の御活躍を祈念し、もう一度、お祝いの言葉を贈りたいと思います。
「おめでとうございます。呉々も御自愛ください。」

(記事 名誉会長 鈴木 貴志)
(写真 横浜中支部 成田 哲雄)

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