平成29年11月25日、今回が初の試みとなる横須賀市で6士業(弁護士、司法書士、税理士、行政書士、土地家屋調査士、社会保険労務士)が合同で無料相談会を開催しました。
そのとき他士業の方々と一緒に受付のお手伝いをさせて頂いたことが非常に良い経験になりましたので報告させて頂きます。
午後1時から5時まで横須賀モアーズシティのアーケード内に長机を並べて相談を行ったところ、計84件の相談がありました。内訳は次のとおりです。 ・弁護士会............28件 ・司法書士会.........24件 ・税理士会............15件 ・行政書士会............6件 ・土地家屋調査士会...5件 ・社会保険労務士会...6件 受付をしていた私はどの士業に振ればよいのか随分頭を悩ます場面が多々ありました。「パワハラに悩んでいる」、「夫が倒れて生活に困り始めた」、「名字を変えたい」、「家の裏の崖が今にも崩れそうだ」等々、調査士単独では出くわさない相談内容に驚きましたが、他士業の受付の方々とも相談しながら案内をしました。
やはり最も多かったのは弁護士会で28件、次いで司法書士会の24件と、この2士業で半数を大きく上回りました。 私がよく分かっていなかったのは社会保険労務士の守備範囲でして、社会保障や労災の制度をよく分かっていなかったためにこの分野の受付を難しく感じました。医療や年金の他にも様々な手当や保障制度があることを社労士の方から学び、良い勉強になりました。 また、後で懇親会があり、税理士の方から、ふるさと納税の仕組みを教えて頂き、さっそく昨年末に自分もふるさと納税をやりました。 今年もおせち料理などはふるさと納税を利用して調達しようかと思ったりしています。 こんな楽しみまで収穫できて、こちらにとっても実り多い相談会になりました。 身近な市民の方々のくらしの問題に、6士業が力を合わせればより大きな力になれるということを実感できました。 他士業の方々も面白いと感じたのか、まだ時期は決まっていませんが、今年も横須賀市では合同無料相談会をすることが早々に決まりました。 (記事 横須賀支部広報員 松田栄作)
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