先日、子供達とテレビを見ていて、どうしても桜満開の千鳥ヶ淵でボートを漕ぎたくなり、突然車を走らせました。現地までは渋滞もなくスイスイと到着しました。しかし時期も時期だったので、駐車場がなく、かなりの時間を駐車場探しに費やし、ようやく駐車場を見つけ駐車することができました。 そこからボート場に移動。この時点で子供達は飽きてしまい、なんとか騙し騙しお堀まで誘導し到着。カルガモの引っ越しのようなわけにはいきません。 ボート場に並び、待ち時間1時間超、という『カリブの海賊』も驚くであろう過酷な耐久レースに参加。春とはいえまだ寒く……。お腹はすき、トイレは近く。並んでいる大人達の間を子供達は自由に遊びまわり、ひいては追いかけっこまで始めてしまいました。上を見ればきっと桜は咲いていたのでしょうが記憶はなく、『こめつきばった』に変身した私は他のレース参加者に謝りっぱなしに……。地面にはたくさん花びらが落ちていました。そこは、はっきりと記憶に残りました! ようやくボートには乗れ、どうにかこうにか目的は達成できました。 少し時間もあったため、隣にある靖国神社へ、人の流れに流されながら移動しました。 こちらも沢山の人が花見にきており、少し腹ごしらえをした後に、参拝をしてまいりました。他に、たくさんの展示物があり、子供達と見て回った私は、今がとても幸せであること、そして今を与えてくれたことに、ただただ感謝しかなく、自戒の念を込めながら、駐車場まで戻ってきました。 駐車料金を支払おうとすると、特別料金と書いてあることに気づきました。しかも千円札中止のランプもついており、駐車料金を全てコインで支払う羽目に。両替もできずに自動販売機のジュースを欲しくもないのにひたすらに買い、お札をコインに替え、ようやく脱出することができました。 そんな感情の起伏が激しい、しかし穏やかな春の一日でした。 次回は公共交通機関を利用して行くことにします。 (記事 湘南第二支部広報員 菅野英典)
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