【新入会員紹介】横浜東支部 桒原元気 会員

土地家屋調査士を職業として選んだ理由

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 横浜東支部 桒原元気

   平成7年の阪神・淡路大震災では、地殻変動により筆界に多大な影響があったようです。  登記制度というと、不動産物権変動の対抗要件として権利に関する登記をイメージしていましたが、平成23年3月11日の東日本大震災をキッカケに「地理空間情報」としての登記(現況に関する登記)の重要性を思うようになりました。

 平成16年、17年には不動産登記制度の改革がありました。これにより、震災が原因で境界標の亡失が起きたり、また土砂崩れにより境界がわからなくなったりしても、基準点からの測量にて作成した地積測量図により現地に境界標が復元可能になり、結果として土地家屋調査士の職責が増したと認識しています。  また、この改革は私が土地家屋調査士を目指す動機の一部にもなりました。

 社会に出てからは、エネルギー関連企業、税理士事務所を経て、平成24年にまず行政書士として独立。そして平成28年度の土地家屋調査士試験に合格し、平成29年2月20日に登録致しました。現況の調査を徹底的に行う“妥協しない土地家屋調査士”として精進する所存です。  以上、略儀ながらご挨拶とさせていただきます。

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