毎朝、愛犬の散歩が私の日課になっている。子供たちが成長しそれぞれの生活に忙しくなった今必然的に私の担当になった。
最初に「犬を飼いたい」と言ったのは子供たちだった。絶対にお世話をするとの約束はどこかにいってしまったが、リードを持って一日の予定を考えながら犬と歩く時間は私にとってかけがえのないものです。
散歩の途中で季節の移りを感じたり、近所の犬仲間と挨拶を交わしたり、思いがけない出会いや会話があるのもまた楽しい。犬仲間の「あるある」ですが、犬の名前は知っているけれど飼い主さんの名前は知らない。お互いに犬の名前+家(ち)で呼び合っている。偶然に朝の集会が開かれることもしばしばあります。
仕事や家庭のことで気持ちが張り詰めることもありますが、スタートが朝のこの時間というのは気持ちの良いものです。
(写真・記事 相模原支部広報員 稲葉健太郎)