テーマ:土地家屋調査士を職業として選んだ理由
前職は製造業の機械エンジニアでした。60歳を過ぎ「会社で働くエンジニアとしては、40年程いろいろとやらせてもらい、そろそろ潮時だ。定年後は今までと違う業種の仕事に挑戦し、働ける間は働きたい。そのためにどうすれば良いのか」と悩んでいた時に、家族から「働ける間は働く、だったら士業では」との意見をもらい、士業に興味を持ちました。
その士業を調べる中で、土地家屋調査士という名前を初めて知った次第です。日本土地家屋調査士会連合会のホームページの紹介ビデオで屋外の現場作業と事務作業の両方を含む実務の流れの例を見て、三現主義(現場で現物を見て現実的に対応する)と車出張が好きな自分は事務仕事のみでは耐えられないだろうから、土地家屋調査士が合っているのではないかと感じ、資格取得を目指しました。
フルタイムで働きながら高齢での資格試験の受験は厳しいものでしたが、幸い家族の理解も得られ、仕事以外の時間はほぼ試験勉強に没頭して運よく2回目の令和5年度に合格できました。
昨年12月末に前職を定年退職し、今年から土地家屋調査士として開業させていただきます。昨年春の開業ガイダンスや青調会の新人研修に毎回出席させていただく中で諸先輩に温かいご助言をいただき、未経験ではございますが、早期開業を決心いたしました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。