テーマ:土地家屋調査士を職業として選んだ理由
私は大学卒業後、事務職に就職し、9年程勤務していました。その中で、長年勤めていくことで段々と自分の働き方や考え方が客観的に見えるようになってきたことで、今後自分がどのような働き方をしていきたいかを考えるようになりました。また、このまま事務職として働き続け、40歳、50歳となり、他の道への転職を考えるようなことになったとき、このままでは自分のスキルとして何も残らないのではと不安になりました。
元々法律に携わる仕事をしていたことと、最終的にはスキルを身に着けて独立できたらと考えていたため、士業という職の中でも技術力を必要とする土地家屋調査士に魅力を感じるようになりました。他にもいくつか選択肢を検討しましたが、当時30歳だったということもあり、もう一度ゼロから勉強してもやり直せる年齢だと考え、その選択肢の中でも一番大変だと思われた土地家屋調査士を目指すことにしました。
その後、資格を取得し、32歳で土地家屋調査士事務所へ転職、5年半ほど修行させていただき、無事自分の事務所を構えることができました。目標にしていたとはいえ、いざ独立してみると実感が湧かない部分もありますが、お仕事を任せていただけるお客様のためにも、日々向上心を持ち続け、今後は諸先輩方を含む先生方にも、信頼をいただける調査士になれるよう頑張っていきたいと思います。