15年ほど前、京都で寺社巡りをしている間に御朱印の魅力にはまりました。今回は当時頂いた中から個性的なものをいくつか紹介します。
御朱印は、本来納経のしるしとして寺社から印を貰うものですが、今は殆どの寺社で、お参りの証として御朱印をいただけます。御朱印の内容は自由度が高く、寺社の由来や特徴、ご住職の思いなどを反映したものも多くあります。
今回ご紹介するのは京都市内でいただいた御朱印7つと祇園祭のご集印です。
①龍安寺 作りはオーソドックスですが、文字が印象的で興味を引きました。
②西芳寺 見開きでお坊さんの絵が一緒に描かれています。
お寺の方が、本堂での写経と拝観の間に作成してくださいます。
③豊国神社 中央に秀吉が好んで使ったとされる文言が記されているものです。
「福如東海、寿比南山」福は東海の流れの如く、歳は南山の松より永く
④黄梅院(大徳寺) 書置きの御朱印で、住職の言葉が書かれています。
書置きは30数種類あって受付順に上から渡され、日付は入りません。
住職直筆の時はその人に向けた文言を書き説法を頂けるそうです。
人気があり、待ち時間は平均1時間以上だそうです。
⑤八坂神社 祇園御霊会の時にいただける絵入りの限定御朱印です。
⑥六道珍皇寺 盆前の「精霊迎え 六道まいり」の時に頂ける金泥の限定御朱印です。
⑦神護寺 金紙の御朱印で、普通紙の御朱印よりちょっと高めです。
他に青紅葉、赤紅葉の季節に色付きの限定御朱印があるようです。
⑧祇園祭(参考) 山鉾のスタンプ帳です。祇園祭のころに集印帖が書店で販売されます。
御朱印ではありませんが、宵山、宵々山の折に各町内に提灯で飾られた山鉾を
廻って、屋台のスタンプを自分で押して集めるものです。
①龍安寺
②西芳寺
③豊国神社
④大徳寺黄梅院
⑤八坂神社
⑥六道珍皇寺
⑦神護寺
⑧祇園祭
(記事・写真 横浜南支部広報員 畠山 主)