私の趣味である釣りについて寄稿させていただきます。 冬が終わり、気温も徐々に上がり始める4月、「春告魚」とも呼ばれ、文字通り、春の訪れを告げる魚であるメバルが釣れ始めたと情報が耳に入る頃、そそくさと釣りの準備を始めます。 メバルの船釣りでは、おもにモエビを餌にし、3本針の仕掛けにオモリをつけるだけの簡単なセッティングです。 仕掛けを落とす水深も浅く、数も釣れる為、初心者にはオススメの釣りだと思います。 メバルの生息環境が、海藻が生い茂る岩礁帯の為、どうしても根がかりの多い釣りになるので仕掛けは多めに持っていく必要があります。 また、数釣りが出来る魚としてアジ釣りがありますが、船宿では、釣具タックルや救命胴衣等のレンタルもそろっており、クーラーボックスと長靴とカッパだけ持っていけば、初心者でも簡単に釣ることが出来ます。 私が思うアジ釣りの醍醐味は釣った後の調理にあります。 アジのたたきやなめろう、から揚げなど様々な調理方法があり、その全てが美味しいと思いますが、中でもオススメしたいのは、魚を三枚におろした後の骨部分を使用した「骨せんべい」です。骨に塩コショウを振り、小麦粉をまぶした後、160度の油で8分程度揚げたら完成。 カリっとしており、ボリボリ食べられ、噛めば噛むほど旨味が溶け出すのを味わったらもうやみつきです。スーパー等で買ったアジでも作れますが、やはり釣りたてのアジで作るのはまた格別なものです。
新型コロナウイルスの拡大に伴い、緊急事態宣言が発令されている現状、不要不急の外出は控えなければならない為、当面釣り等に行くことは出来ません。 (※当記事は緊急事態宣言が発令されている5月初旬にご寄稿いただいた記事になります。) 世界規模での厳しい状況の中、不安ばかりの毎日ですが、普段通りの生活が出来る様、一日も早い事態の終息を祈るばかりでございます。 (記事・写真 県央支部広報員 櫻井 晴芳)
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