今年度も、9月22日(金)から24日(日)までの2泊3日の日程で、幕張国際研修センター(千葉市美浜区)において、土地家屋調査士新人研修会が開催されました。 この研修会は、日本土地家屋調査士会連合会の委託により、関東1都10県の土地家屋調査士会からなる関東ブロック協議会が開催するもので、今回神奈川会は、40名の新人会員及び過年度未受講会員が修了しました。 平成29年度 第38期 土地家屋調査士新人研修会プログラム ≪第1日目≫ 1.法律の基礎知識 講師:日本土地家屋調査士会連合会 社会事業部理事 丸山 晴広 氏 2.土地・建物の所有及び利用上の規制関連法 講師:日本土地家屋調査士会連合会 社会事業部理事 丸山 晴広 氏 3.筆界確認の実務 講師:日本土地家屋調査士会連合会 総務部理事 大竹 正晃 氏 4.筆界特定制度と土地家屋調査士会型ADR 講師:日本土地家屋調査士会連合会 業務部次長 清野 松男 氏 ≪第2日目≫ 5.調査・測量実施要領 講師:茨城土地家屋調査士会 副会長 齋藤 修 氏 6.不動産登記法・主要先例・オンライン申請・不動産調査報告書 講師:長野県土地家屋調査士会 綱紀委員長 猪飼 健一 氏 7.報酬の運用 講師:元日本土地家屋調査士会連合会 業務統計等検討委員 佐藤 猛夫 氏 8.会員心得 土地家屋調査士の職責と倫理 講師:日本土地家屋調査士会連合会 財務部長 鈴木 泰介 氏 ≪第3日目≫ 9.土地家屋調査士業務と法的責任 講師:東京土地家屋調査士会 顧問弁護士 山﨑 司平 氏 10.パネルディスカッション 「土地家屋調査士の適正業務と報酬について考える」 コーディネーター: 日本土地家屋調査士会連合会 オンライン登記推進室委員 青木 政直 氏 上記プログラムを見てもらえればわかるとおり、3日間ずっと研修です。しかし、1日目終了後は神奈川会独自で懇親会、2日目終了後は関東ブロック全体で懇親会が開催されました。新入会員にとって、また、過年度未受講会員にとっても仕事にとって有意義な知識を得ながら、人脈を広げられる良い機会になったのではないでしょうか。 この研修会は会則のとおり、必ず受講しなければならない研修会です。登録年数が長くなればなるほど、受講が難しくなると思われますので早めに受講するのが得策ではないかと実感しました。 ちなみに、筆者は登録年度に受講し修了しましたので今回の研修会は、1日目が終了し懇親会に出席した後、2日目は子供の運動会だったので帰宅しました。 受講会員の皆様および関東ブロック協議会研修委員の榎本研修部次長並びに鈴木会長、佐川研修部長、小川研修部理事、3日間本当にお疲れ様でした。 (記事・1日目写真・コメント 広報部長 小田 靖) (2・3日目写真 研修部長 佐川祐介)
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