【広報ニュース】神奈川県立相原高等学校 出前授業

 相模原支部では平成27年3月11日、昨年に引き続き神奈川県立相原高等学校(以下、相原高校)の環境緑地科2年生、男子23名、女子15名を対象に出前授業をおこないました。相原高校は現相模原市長の出身校でもあり、相模原支部会員の中にも卒業生が多く在籍しています。

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 前回は初めての出前授業でしたので制度対策特別委員の協力を仰ぎましたが、今年は前回のメンバーを中心に、相模原支部会員のみで実施しました。当日、趣旨に賛同してくれたベテラン会員2名が急遽駆けつけ、総勢20名で指導にあたりました。 

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 まずは測量実習室での座学を行いました。卒業生の藤澤好光会員が、「土地家屋調査士になったきっかけ」について、在学中の生活を交えて話をしました。引き続き、梅津賢一会員が、土地家屋調査士の仕事についてプロジェクターを用いて説明をおこないました。

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 次に、場所を屋外に移して、測量実習(逆打ち作業の体験)を行いました。生徒たちに4班に分かれてもらい、各班2名ずつ会員が指導にあたりました。熱心に話を聴く生徒たちに答えるべく会員の指導にも熱が入りました。皆さん真剣に取り組んでもらえたように感じました。

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 逆打ち作業が終了した班から順次GPS測量について、説明をおこないました。その後、自動追尾トータルステーションの実演をおこないました。生徒たちは、自動で動く最新の測量機器にふれる機会ができて興味津々といった様子でした。

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 最後は、レーザーを使ったノンプリズムでの測距機能を用いて、視界にある駅ビルや鉄塔までの距離を当てるクイズをおこないました。  生徒と会員とが、すっかり打ち解け、和やかな雰囲気での2時間半でした。

 また「昨年出前授業を受けた生徒から、3名が測量士補の試験に合格した」と先生からうれしい報告を頂戴しました。今年の受講者からも沢山の合格者が生まれることを、心より祈りたい気持ちです。

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 最後に、準備を重ねてきた支部会員の皆様、アドバイスをいただいた制度対策特別委員の皆様に心より感謝申し上げます。

(記事・写真 相模原支部広報員 大貫公彦)

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