湘南第一支部では10月1日の法の日に合わせ、5日の土曜日に藤沢、茅ヶ崎、鎌倉の3会場にて、登記無料相談会を開催しました。
藤沢会場では、土地家屋調査士の他、司法書士、税理士、社会保険労務士、行政書士、社会福祉士の各士業と合同して行いました。相談会の受付に各士業の相談員が待機し、まず相談者様から大まかな相談内容をお伺いし、どの士業が対応するのが良いかを検討してから相談ブースにお通しする、という形をとり、相談内容によっては、例えば土地家屋調査士と税理士がペアを組んで相談を受ける、というケースもありました。 土地家屋調査士としましては、市民の皆様に調査士制度を広報する絶好の機会です。一般の方からすれば、登記は司法書士に相談するもの、とお考えであるケースがまだまだ多いようですが、不動産登記であっても表示に関するものは土地家屋調査士にご相談いただきたい旨を今後もアピールして行きたいと思います。また、この登記無料相談会は、他士業に対する広報、例えば、日々の業務の中で、不動産に関する問題が発生した場合は土地家屋調査士に相談して欲しい旨を広報する場でもあります。 茅ヶ崎会場では、土地家屋調査士と司法書士による合同相談会という形式で行いました。こちらも、司法書士、土地家屋調査士と、登記に関する相談全般や、もちろん、債務整理や成年後見といった司法書士業務に係るものも含めて、非常に横断的なご相談に対応することができたと思います。 鎌倉会場では土地家屋調査士単独での相談会を行いました。司法書士等の相談内容に対応することはできないものの、鎌倉という場所柄のためでもあるのか、かなり突っ込んだ内容の相談もあったようです。 藤沢会場では、相談会終了後、各士業合同で反省会を行いました。ここでは、「誰がどの士業なのか判然としない。腕章等を用意してはどうか」、「例年タウンニュースに登記無料相談会の広告記事を掲載しているが今後は1ページや半ページの広告を大々的にやってはどうか」、といった反省点が出されました。これらを踏まえて、今後は、より市民の皆様にとって相談のしやすい環境を作って行きたいと思います。 記事・写真 湘南第一支部広報員 後藤宏史
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