法の日にちなみ、平成24年10月1日(月)、横浜そごう正面玄関前の新都市プラザ広場にて、10時から16時まで表示登記の無料相談会を開催しました。
今回の無料相談会は、初めての試みとして制度対策特別委員会が企画をたて広報部が協力し、本会役員と委員、横浜中支部からも金子幸男支部長ほか4名の応援を受けて実現しました。 また、横浜地方法務局から共催を頂き、曽我高佳次席登記官、宮地良枝表示登記専門官の2名が、相談者の対応に当たって下さいました。 特に権利に関する登記の相談者に対しては、全て登記官お二人にお願いを致しました。実際に相続がらみの相談も多くて非常に助かりました。
当日を振り返れば、心配した前夜からの台風も夜明けまでには通過し、朝から少し暑いぐらいの好天気に恵まれて、主催者側の一員としては、ホッとしました。 朝9時から備品の搬入、花上康一制度対策特別委員長と委員、松浦孝二広報部理事を中心に、横浜中支部会員の応援を頂いて会場設営を行いました。 会場の正面にのぼりと横断幕をたて、相談者席はテーブル4卓を並べ、相談者のプライバシーをパーティションにより確保して相談員を2名ずつ配置しました。また、パーティションにもポスターや境界標の写真を展示し、会場の雰囲気づくりをしてから、広告入りのポケットティッシュも配りました。
無料相談会の開催に際しては、事前に新聞の折り込みちらしやタウンニュース・ポスターで告知をしたとは言え、買い物客が通るだけの地下街連絡通路の広場で、平日の月曜日にどれだけの方が相談に来るのか未知数でした。 が、そんな心配をよそに、10時過ぎの受付から間もなく、ぽつぽつ相談者が来場され4つのテーブルも程良く埋まって行き、活気のある相談会場となりました。受け付け開始から相談者が絶える間もなく、結果として40件の相談者を数えました。また、相談者は一人平均30分ぐらい、中には時間をかけて相談していかれた方もいて、総じてお役に立てたのかと思います。 また、相談者からは性別、年齢層、何によってこの相談会を知ったか、不動産の所在地などアンケートを頂きました。
相談内容は、表示登記に関する相談、権利の登記に関する相談、弁護士分野に関する相談、不動産管理に関する相談、建築関係の相談、複合的な相談と様々でした。また、場所柄か通りがかりの相談者が16件もあったのは特筆すべき数字だと思います。アンケートの集計結果をよく分析して、今後の広報活動に繋げていけたら良いかと思いました。 今回の相談会を通して、市民に対して、私たち土地家屋調査士の資格と業務の宣伝をすることができたと思います。最後に、相談会に協力をいただいた横浜地方法務局から曽我様、宮地様、ならびに本会役員、制度対策特別委員・横浜中支部の皆様方には、この紙面を借りて感謝申し上げます。 制度対策特別委員 林健二
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