日時 令和7年7月31日(木) 10:00~16:00
場所 横浜新都市ビル(横浜そごう)B2階正面入口前 新都市プラザ広場
神奈川県土地家屋調査士会(以下、本会)では今年も法務局と共催で全国一斉不動産表示登記無料相談会を例年同様新都市プラザにて開催しました。
横浜地方法務局不動産登記部門の登記官および表示登記専門官、境界問題相談センターかながわより派遣していただいた弁護士、司法書士兼業会員の方々に協力をいただき、幅広く相談に対応できる体制で開催しました。
例年同様、相談受付時にアンケート(相談事項記入カード)に記入していただき、相談者のニーズの把握に努めました(相談者に関するデータをご覧ください)。
今年の傾向
相談件数は昨年より増える結果となりました。6時間で40件ということで相談テーブルが満席になる時間帯もありました。
来場のきっかけとしては、新聞記事、法務局や各地域の役所および広報掲示板に掲示していただいたポスター、本会ホームページを訪問、SNS(X)と能動的に行動し来場された方より、通りすがりに来場された方のほうが多い結果となりました。例年、ポケットティッシュを活用しながら呼び込みを行っており、今回は観光に来られた県外の方が相談されるケースもありました。本年度は新しい試みとしてSNS(X)を活用した広報活動を行いました。1名の方がそれを見て来場されましたので、今後も継続していきたいと考えております。
相談内容としては表示登記に関する相談が一番多かったのですが、相続登記の義務化等を起因とする権利登記に関する相談、空き家に関する相談など多岐に渡ってありました。特に昨年と比べると権利登記に関する相談が増えた印象があります。
土地家屋調査士の資格名称および業務内容の周知の広報活動として、今後もこの相談会を継続していければと考えております。
最後に酷暑の中、相談員としてまたは運営として協力していただいた方々に感謝申し上げます。
(記事・写真 広報部長 小田 靖)
相談者に関するデータ(抜粋)
前回(令和6年) | 今回(令和7年) | ||
開催日 | 7月31日(水) | 7月31日(木) | |
相談件数(件) | 36 | 40 | |
来会時間 | 午前 | 18 | 14 |
午後 | 18 | 26 | |
性別(人) | 男性 | 15 | 17 |
(注1) | 女性 | 21 | 23 |
未記入 | 0 | 0 | |
年齢層(人) | 10代 | 0 | 0 |
(注1) | 20代 | 0 | 0 |
30代 | 1 | 1 | |
40代 | 1 | 4 | |
50代 | 4 | 10 | |
60代 | 10 | 13 | |
70代 | 11 | 9 | |
80代 | 4 | 3 | |
90代 | 0 | 0 | |
未記入 | 5 | 0 | |
相談者の住まい | 県内(横浜市内) | 28 | 35 |
県内(横浜市以外) | 6 | 2 |
県外 | 1 | 3 |
未記入 | 1 | 0 | |
相談地の所在 | 県内 | 25 | 24 |
(注2) | 県外 | 7 | 11 |
未記入・該当なし | 4 | 5 | |
来会のきっかけ | 新聞記事 | 0 | 2 |
(人) | ポスター | 8 | 7 |
ホームページ | 5 | 3 | |
SNS(X) | - | 1 | |
通りすがり | 20 | 26 | |
その他・未記入 | 3 | 1 |
相談分野(件) | 表示登記に関する相談 | 20 | 19 |
(注3) | 権利登記に関する相談 | 6 | 11 |
不動産管理等に関する相談 | 6 | 4 | |
建築に関する相談 | 0 | 1 | |
空き家に関する相談 | 2 | 4 | |
その他(費用など) | 10 | 4 |
(注1)夫婦など複数名で相談に訪れた相談者は代表者を記載。
(注2)費用の相談など該当項目がない場合は、「未記入・該当なし」にカウントした。
(注3)複数の相談もカウントした。