【広報ニュース】神奈川県立小田原城北工業高等学校 出前授業

 1月31日、県西支部では、神奈川県立小田原城北工業高等学校にて昨年同様建設科1年生を対象とした出前授業を行いました。初めて講師として参加する会員も複数いましたが、学校側との調整や実施に至るまでの準備等、スムーズに実施する事ができました。今年も当日の天候は快晴で、少し寒い状況でしたが、風も無く出前授業に適した天気となりました。

 

 第1部は教室で座学授業を30分、第2部は屋外にて測量実習としてトータルステーションを使った逆打ち作業、3Dレーザースキャナー測量のデモ、自動追尾機能のデモを全生徒に体験してもらいました。

 

 第1部の座学授業は昨年に引き続き、筆者である私、山口亮が講師を務め、土地家屋調査士PRアニメーション動画の上映をしながら、我々の日々の業務内容等を説明し、よく間違えられる仕事、現在活躍されている登録会員の状況、ご依頼者様から頂ける実際の報酬額など土地家屋調査士の仕事とはどの様なものかを限られた時間の中でお話させていただきました。興味のある生徒から複数質問もあり、少しでもこの仕事に興味をもってもらえたのではないかと、アンケート結果からも分かるとおりです。

 

   

 

 第2部の測量実習では生徒が3班に分かれ授業を実施しました。講師の会員は、1年ぶりとなりますが、機器の扱い方等、生徒への説明など余裕をもって実習を行う事ができたのではないかと思います。生徒は初めて扱う機械に四苦八苦していましたが、実務に近い作業をすることで、楽しかった、良い経験になったという意見をもらいました。また3Dレーザースキャナー測量のデモは、初めてみる最新の測量技術を見てすごかった、勉強になったという感想をもらいました。

 

  

 

  

 

 

 県西支部が行った出前授業は今回で13回目です。そろそろ、出前授業を受講した生徒から土地家屋調査士になる方が現れても良い頃かな?と思いますが、新会員が誕生するのを心よりお待ちしております。

アンケートからも将来役に立つ、職業の選択肢になるなど、出前授業が生徒によい影響を与えていることを感じさせられました。

 

 

実習の最後にアンケート調査を実施し、結果は以下の通りでした。

 

1.座学授業の内容は理解できたか?

   理解できた72% 半分は理解できた28% 理解できなかった0%

2.測量実習、作業内容は理解できたか? 

  理解できた72% 半分は理解できた28% 理解できなかった0%

3.現場作業班の講師の印象はどうだったか?

  優しかった83% 普通17% 怖かった0%

4.将来の役に立ちそうか?

   役に立つ50% わからない50% 役に立ちそうでない0%

5.土地家屋調査士という仕事を知っていたか?

  知っていた11% 聞いたことはある11% 知らなかった78%

6.土地家屋調査士の仕事に興味を持ったか?

  興味を持った44% どちらともいえない50% 興味を持たなかった6%

 

(記事・写真 県西支部広報員 山口 亮)

 

M
E
N
Uarrow_right