令和6年3月15日県立相原高校で出前授業を行いました。
相模原支部では毎年相原高校の環境緑地科の生徒を対象に、土地家屋調査士に関する「出前授業」を行っています。環境緑地科は測量の授業なども行っており、将来の「土地家屋調査士」の受験者と若い後継者を増やす目的で始めた出前授業は今回で9回目となりました。数年前にこの出前授業を受けた生徒が、現在土地家屋調査士の資格者として活躍していることは大変喜ばしく実績のあるイベントと考えています。
タイムスケジュール
10:00 挨拶、メンバー紹介
10:05 座学 土地家屋調査士って何?
10:35 測量実習 トータルステーションを使用しての逆打ち作業の体験
11:45 自動追尾の実演、ドローンの実演
12:30 教室で質疑応答、アンケートの記入
座学では「土地家屋調査士って何?」と題して、資格の内容、将来性などの授業を行いました。屋外での測量実習では晴天にも恵まれ、生徒に講師の会員が持ち込んだトータルステーションを使用してもらい逆打ちの作業を行いました。
毎年思うことですが初めて触れる測量機器にはとても慎重ですが、慣れてくるとどの生徒も「カン」が良くスムーズに作業を行う事が出来る様になります。即戦力になりそうな生徒も数名あらわれます。ドローンの実演では生徒だけでなく我々会員も興味津々で手を止めて見入ってしまいます。
座学のテーマ「土地家屋調査士って何?」
TSを使用した測量実習
今後も土地家屋調査士業がどのような職業なのか、出前授業を通してたくさんの方々に土地家屋調査士の認知度を上げていければと願います。相模原支部ではこの「出前授業」を状況の許す限り続けていきたいと考えています。
(記事・写真 相模原支部広報員 稲葉 健太郎)