【広報ニュース】神奈川県弁護士会県西支部との合同研修会

 令和5年11月22日、県西支部では神奈川県弁護士会県西支部と合同研修会を行いました。この弁護士会との合同研修会は今回で7回目となり、事前に各々の会で講義内容を決め、互いの仕事内容を理解することを目的の一つとしています。

 

 弁護士会からは、坂之上克己弁護士が講師として、「ハラスメントとその対応」という題目で、ハラスメントの定義、日常に生じるハラスメントの種類、職場環境で生じるハラスメントの実態と法的問題点等を説明されました。特に個人的に感じたことは、我々土地家屋調査士は専門家としてどうしても優位な立場になりうる状況があるので、言葉使い、振舞い等、十分に配慮し行動しなければ相手に不快感を与え、法的責任を負う立場になる可能性が有ることを痛感しました。

 

 

 また、土地家屋調査士会からは、青木一高会員が「建物登記をめぐる諸問題~建築士の視点を踏まえて~」という題目で、実例を紹介しながら業務依頼から完了までの流れ、不動産登記法と建築基準法との相違点、登記が出来る事件と出来ない事件、土地と建物の関係性等を説明されました。弁護士会、我々土地家屋調査士からも講義内容が充実していると非常に評判の良い分かりやすい内容でした。

 

 

 その後は、同会場で懇親会に移り、日本食、お酒で互いの日々の業務課題などを歓談しながら懇親を深め、『小田原名物?北條一本締』で研修会を締め、次回の研修会に引き継がれることになりました。

 

(記事・写真 県西支部広報員 山口 亮)

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