奥田一高元副会長が第77回日本土地家屋調査士会連合会定時総会において、多年に亘る法務行政への功績により、法務大臣表彰を受賞されました。残念ながらコロナウイルス禍により、表彰式は行われませんでしたが、その栄誉は何ら変わるものではありません。 奥田先生は、理事として2期4年、常任理事として2期4年、副会長として2期4年、副会長時には関東ブロック協議会副会長を兼務され、また「境界問題相談センターかながわ」の第3代センター長を歴任されるなど、長きに渡り土地家屋調査士制度及び組織の発展・充実に尽力されました。今回の大臣表彰はその功績によるものと、深く敬意を表する次第です。 奥田先生とは、10年前に理事経験もないまま財務部長になった若輩の私に対し、大変温かい眼差しをもってご指導いただいてからのご縁です。何といっても思い出深いのは、関東ブロック協議会事務局を2年間、当番会副会長と会計として、共に汗をかかせていただいたことです。 関東ブロック協議会は関東1都10県の調査士会で構成されますが、ここでの会議は、11会の代表者の出席を意味します。先生は、國吉東京会会長(当時・現連合会長)をはじめとする個性豊かな面々の中に、胸襟を開いて飛び込まれ、その態度は会の規模や声の大小に分け隔てなく、まるで性能の良い潤滑油のごとく協議会運営を取り仕切り、海野会長(当時)を大変よくサポートされました。事務局を大過なく引き継ぐことが出来たのは、ひとえに奥田先生の活躍の賜物と感じております。 文末ながら、この度の受賞に対し心からお祝い申し上げます。趣味のゴルフをいつまでも楽しめるよう、健康に留意され、末長く現役として活躍されることを、役員一同を代表して祈念いたします。
(記事 副会長 市川 栄二) (写真 横浜北支部 奥田 一高)
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