土地家屋調査士の実務はどんな感じ?

苦労して資格を取得した後に「こんなはずでは・・・」とならないためにも土地家屋調査士の仕事の特徴を予め知っておくことは無駄ではありません。ほんの一部ですが、ご紹介しましょう。

 

資料の調査
法務局や市区町村役場などに行き、書類や図面を中心に調査を行います。臨機応変な対応と資料を読み解く力が必要で、豊富な知識が大切です。
測量、境界杭などの設置
土地家屋調査士の仕事はデスクワークだけで完結するものではありません。外業には測量作業のほか、草木の伐採や穴掘り、コンクリート作りなどの作業を伴うことがほとんどです。夏は暑く冬は寒く、決して綺麗な仕事ではありませんが、土地家屋調査士の強みでもあり面白さでもあります。
立会(たちあい)
隣接した土地の所有者などに現地で境界を確認してもらうことを立会と言います。公正中立な立場で解りやすく丁寧に説明し、理解を得ないといけません。土地家屋調査士の仕事の中でも特に苦労することが多い作業ですが、立会が無事終わって確認出来た時の満足感は調査士冥利につきる!と言えるかもしれません。
計算、作図
現地で測量した結果を計算し、図面を作成します。現在はパソコンを用いて計算から作図までを行います。
登記申請
申請書を作成し法務局に登記申請を行います。現在はインターネットを利用してオンラインで申請することも可能です。土地家屋調査士というと真っ先にこの申請業務を連想するかもしれませんが、申請に至るまでにさまざまな作業が伴うことを知っていただきたいと思います。
土地家屋調査士の業務については土地家屋調査士ってなあに?もご覧ください。また、土地家屋調査士事務所でスタッフ(補助者と言います)として業務を経験してみるのも良いかもしれません。

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