神奈川県立 藤沢工科高校 で 逆打ち! 平成29年3月14日(火)、「まずは測量を体感してもらおう!」をテーマに出前授業に行ってきました。あらかじめ用意したデータを基に、地元での通称である「藤工」という文字を中庭に描くという内容です。 6班に分かれた生徒たちにそれぞれ講師が2名、まずは優しく作業の意味と手順を説明します。皆、真剣に話を聞いてくれますが、理解してもらえたか否かは定かではありません。しかし、そんな些細なことはさておき、「とにかくやってみようよ」と早速、馴れない手付きでの作業開始となりました。
朝方までの雨はなんとか止みましたが、北風にあおられ体感気温5℃。おまけに後半には再び小雨がパラつきはじめ、期せずして「悪条件の中でも頭を働かせながら細かい作業を行う」といった外業の厳しい側面をも体験してもらうことができました。
打ち込んだ鋲にビニールテープを巻き付けていくと、「藤工」の文字が浮かびあがります。器械手に指示された位置にひたすら鋲を打つ、なんとも地味な作業であるがゆえ、最初はイメージが湧かなかったであろうことは想像に難くありませんが、結果を目にすることで、なんとなくでも逆打ちの意味を分かってもらえたのではないかと思います。 「結構キレイじゃん」など、素直な感想を耳にすることができました。
教室に戻った生徒たちは、石垣支部長より心あたたまる訓示を受けました。 今後、いよいよ本番を迎える君たちの人生、是非やりたい道を思いっきり、そして一生懸命に進んでください。そして、万一にも「土地家屋調査士」になりたいと考えたのならば、一緒に楽しくやろうゼ。と…
(記事・写真 湘南第一支部広報員 三浦 錦吾)
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