平成23年度 第2回会員・一般研修会

平成23年度 第2回会員・一般研修会

   平成23年11月24日(木)午後1時から神奈川県立音楽堂において、研修部鈴木貴志理事の司会進行により、平成23年度第2回会員・一般研修会が開催されました。  年の瀬も迫り、何かと忙しい中、会員470名、補助者58名の出席者を数え、測量、登記に従事する者として、関心の深い研修会である事が伺われました。  
   今回の会員・一般研修会は2部構成で、第一部の「東北地方太平洋沖地震に伴う基準点成果改定について」は、国土地理院関東地方測量部測量課長 川本利一氏によるご講演で、平成23年3月11日(金)に発生した、東日本大震災による東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波、その後の余震活動により引き起こされた地殻変動、それに伴う電子基準点等の被災状況、基準点成果の改定、既設基準点成果の補正(改正)方法等、内容の濃いご講演となりました。  
 
   第2部の土地建物実地調査要領の改正内容(平成23年10月28日改正、同年11月28日施行)については、横浜地方法務局不動産登記部門首席登記官五木田芳道氏、総括表示登記専門官室井孝弘氏による御説明のほか、次席登記官曽我高佳氏、表示登記専門官森口恵美子氏が御出席になり、改正内容について詳細に御説明くださいました。  質疑応答においては、各会員から表示に関する登記の正確性を確保する手段である実地調査の重要性を十分に踏まえつつ、国民の権利の保全を図り、取引の安全と登記手続の円滑に資する立場から、法務局と一体となって登記事件を効率的に処理して行く為に多くの質問が寄せられました。  質疑応答の最後に、改正内容について「Q&A」の冊子を準備中であると締めくくられました。  
   ご尽力くださいました講師の方々並びに関係各位の皆様ありがとうございました。   記事 横浜東支部 德中 寛 写真 相模原支部 足立 尊仁

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