【調査士ねっとわーく】スキマ時間の過ごし方

 私がこの寄稿を作成しているときは丁度梅雨時でした。急に激しい暑さとなったり、強雨になったりと、とても不安定な天気が続くため、仕事のスケジュール管理に大変苦労されている会員の皆様が多いと思われます。そんな中、溜め込んだ内業を頑張るにしても限界が有るので、そんな時は思い切って休んでしまう事を考えるのも一つかと思います。特に、平日に休んで携帯電話の繋らないところへ行ってしまうのは、とても気持ちが良い(いろいろな意味で)です。

 

 私事ですが趣味の一つとして、仕事等でなまった身体・精神的リフレッシュを兼ねて2~3ヶ月位のペースで登山に行きます。きっかけは、社会人になりたての頃、に同僚に誘われ、富士山を須走口5合目から登り、約半日で下山してくるといった事を経験して以後継続しています。また、知人に教わり、大会には出ませんがトレイルランニングもしています。

 

 比較的場所も近くて、お勧めなのが、丹沢(特に表丹沢)を登山する事です。丹沢は県の北西部に位置し、約標高1000~1600m程の山々が東西へ40㎞、南北へ約20㎞連なる山塊で、塔ノ岳、鍋割山、大山、三ノ塔といった峰で構成されています。登山道も整備されているし山小屋もあるので、準備等しっかりしていれば初心者でも十分に楽しめるはずです。あと、いろいろな山へとつながっているので、地図を確認しながら様々な方向へ登山出来るのも魅力の一つです。

 

さて、私は梅雨入り前に、まず、表丹沢で最も人気のある塔ノ岳を大倉バス停から目指しました。

 

 

 この山は通年で登れるので、過去に元旦に登った事もあります。山頂までは険しいところもありますが、途中に茶屋や山荘が有るので一休みできます(私は一気に登ぼる派なので、山頂に着くまでは基本的に休みません)。山頂からの景色はとにかく絶景で、富士山や相模湾、湘南の街並み、それから天気が良ければ東京湾からさらにその先まで眺められるので、ちょっとした優越感を味わえます。

 

 

 

 

 

 その後、鍋割山を経由し、名物:鍋焼きうどんを食し一気に下山しました。余力を残してもこのコースで概ね半日あれば達成できるので、午後から仕事に戻る事も可能です(実際しました)。

 

 

 これからこの地域を登山される方がいれば、悪名高い「ヤマビル」が大量発生します。ヤマビル対策を十分に行った上で登山をして下さい。他には、「スズメバチ」等も発生するのでご注意下さい。最後に、最低限のルール・マナーを身に着けて、時には山頂まで行かずにあえて引き返すこともあります。特に複数人で登山を計画しているのであれば、この判断はとても重要です。

 

 我々の業務は、終わりがなかなか見えない業務を行う事が比較的多いので、ひとそれぞれリフレッシュの仕方は有ると思いますが、テキトーに休んで、仕事も遊びも充実したいところです。手軽に登れる良い山が有ったら教えて下さい。

 

(記事・写真 県西支部広報員 山口 亮)

 

 

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