土地家屋調査士はほとんどが個人事業主です。事務所や機材はすべて自前で準備しなくてはいけません。また、経理や税金の申告も自分で行う必要があります。最初は自宅で一人で開業する方も多いですが、事務所の経営が軌道に乗ってくると、事務所を借りたりスタッフ(補助者)を雇う必要も出てきます。それなりの資金と多少の経営のノウハウは必要でしょう。
必要な機材の主な物としては
・測量器材(トータルステーション)
・パソコン
・測量計算、作図のためのソフトウェア
・コピー機
・プロッタ(作図機)、プリンタ
・電話機、FAX
などでしょうか。その他にも機材を運搬する自動車や、穴を掘るためのスコップ、巻尺、一輪車、発電機、削岩機、コンクリートドリルなどなど細々したものが必要です。高価な物が多く、ひと通り揃える為には数百万円の資金が必要でしょう。街中で測量作業を見かけたら使っている道具に注目してみるもの面白いですね。