土地家屋調査士になるには土地家屋調査士の国家資格を取得する必要があり、資格を取得するには2通りの方法があります。
- ①法務省が行う国家試験に合格する
- ②法務局において実務を経験し、法務大臣の認定を受ける
ほとんどの土地家屋調査士が①の国家試験を受験する方法で資格を取得しています。試験の概要は以下の通りです。
・受験資格 年齢や性別、学歴などの制限はなく、誰にでも試験を受けることができます。
・試験科目 筆記 不動産の表示に関する登記につき必要と認められる事項であって、次に掲げるもの
- (1)民法に関する知識
- (2)登記の申請手続(登記申請書の作成に関するものを含む。)及び審査請求の手続に関する知識
- (3)土地及び家屋の調査及び測量に関する知識及び技能であって、次に掲げる事項
ア 平面測量(トランシット及び平板を用いる図根測量を含む。)
イ 作図(縮図及び伸図並びにこれに伴う地図の表現の変更に関する作業を含む。) - (4)その他土地家屋調査士法第3条第1項第1号から第6号までに規定する義務を行うのに必要な知識及び能力
口述 面接方式による試験(筆記試験の合格者が対象)
試験日 | 筆記 10月、口述 1月 |
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受験地 | 東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松の9会場 |
詳しい試験内容、申込方法、試験日、会場等については法務省のホームページをご覧ください。