老兵新入会員の呟き
私は、在会45年間の東京会を諸事情から5月に脱会し神奈川県に7月10日付けで入会した一老兵の新入会員です。 職歴等は昭和30年代、橋梁関係・昭和40年には、建設コンサルタント会社で、地質調査業務(技士)に従事し所謂日本の高度経済成長期の一端を背負っていたのかと反省しています。 その当時、関西支店測量部の社員が土地家屋調査士の国家試験に合格し地元(高知県)で開業する旨を知り私も資格は将来役立つと思慮し昭和43年に大阪で合格。その後東京本社地質調査部へ転勤。資格活用と一念発起し測量部付嘱託を経て昭和49年東京会へ入会し、事務所も嘱託の延長で開業出来ました。 仕事の主な依頼者は従前の嘱託会社で、業務の見習い無しで新人の研修等も無く我流独学で企業の先兵として無我夢中で、宅地分譲地・ゴルフ場・工業団地・墓園などの業務を遂行し、公共嘱託手続及び学校・病院等の建物登記も有り業務の関連上、昭和54年に行政書士を兼業して依頼者の業務に貢献したいと思いました。 平成10年、突然に顧客の主企業が倒産し、仕事の依頼も減少し関連会社の顧客もじり貧で不景気続きを背負って、人生100年時代の高齢化社会に向けて、業務廃止も考慮しましたが、依頼される顧客様がある限り老骨に鞭打ち仕事を通して人生に関心・感銘・感謝し日々研鑽し、生涯現役で全うする事が人生の一番楽しい事だと呟きました。 どうか、会員諸兄のご指導ご鞭撻のほどをお願い致します。
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