平成23年度第1回新入会員研修会
 8月27日の土曜日、本会3階研修室において研修部主催による新入会員研修会が開催されました。当日は新入会員受講者が7名と少ない人数ではありましたが、9時より17時30分まで1日、充実した研修を受けました。

 小笠原裕研修部次長の司会により、佐川祐介研修部長から開会挨拶、海野敦郎会長挨拶の後、新入会員、副会長、研修部長及び研修部理事から自己紹介が行なわれました。

 最初の研修課題は、佐川祐介研修部長から「土地家屋調査士倫理規程」の解説があり、受講者一人一人に問いかける形式で講義が行われました。


 次に、鈴木貴志研修部理事から「事故の予防と対策について」本会に寄せられる会員に対する苦情、法令違反について解説と注意事項について説明があり、特に、職務上請求用紙の使用及び管理には充分注意するよう指導がなされました。

 午後からは餅田愼治副会長から「業務からみた報酬の考え方」について、事前に出題された事例の報酬額を各自が計算し、自分の出した報酬額をもとに収入と固定支出の考え方、サイクルタイムに基づく計算法との違い「事務所を開設して維持していくために必要な備品及び経費など」、「経営」についての話がありました。昼食後の眠たくなる時間にもかかわらず、受講者全員が真剣にスクリーンを見入っていました。



 続いて鈴木貴志研修部理事から「会員としての心得」について、受講者が会員必携を音読しながら解説と注意事項について講義がありました。

 最後に猪狩愼一研修部理事と三橋馨研修部理事を座長として、土地家屋調査士業務について討論会がおこなわれ、今現在の事務所形態及び将来像について質疑応答が行われ、新入会員それぞれが土地家屋調査士職業倫理の重要性を確認していました。


 餅田愼治副会長から締めに「業務に関して疑問点が多々あると思うが、調査士同士はライバルであっても仲間なので、会又は他の調査士に質問し、調査士同士よい関係を作って下さい」新人研修会の総括と閉会の言葉があり研修会を終了しました。

 研修会の終了後、神奈川県土地家屋調査士政治連盟会長代理として、全国土地家屋調査士政治連盟横山一夫会長から政治連盟の活動と役割及び必要性について説明がなされ、入会のお願いがなされました。
長丁場の1日研修、新入会員受講生の皆さん、研修部の皆さんお疲れ様でした。



広報部 野口 幸秀
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