横浜東支部 支部研修会の報告


“…飢いた心と凍てついた空が街影を縁取る 雨上がりの街に風がふいにおこる 流れる人波をぼくは観てる…”はっぴいえんどの「12月の雨」を彷彿させる冷たく激しい雨にもかかわらず、参加者28名で横浜東支部の研修会が12月11日に神之木地区センターで行われました。

午後6時からの開催で、皆さん業務を終えてからの受講ということでしたが講師の話術も軽妙で、大変熱心に聴いている様子でした。



テーマは「不動産の鑑定評価と測量の接点」で講師は不動産鑑定士の江蔵耕一氏でした。先生は「えぞうこういち」のペンネームで短編小説も書かれ、コスモス文学シニア文学新人賞部門で佳作に入選された経歴をお持ちです。
飄々とした語り口の中に質問を交えて、時には受講者に民事調停の鑑定測量の実例を発表させるなど、終始飽きさせることなく2時間の講義が終了しました。




講義の内容は、不動産鑑定士と土地家屋調査士のコラボレーションを、業務の中でどのように図っていくのかというものでした。
鑑定の際に測量図がない場合や現況測量図のみの場合など、また旗状敷地の鑑定における専用通路の幅員確認の測量の重要性など、調査士にとって実務に沿ったお話だったと思います。
また方便としての「ニゲル」方法の話が番外編としてありました。


借地権の評価についても、その対抗要件として未登記建物の表題登記が必要になったり、借地権部分の確定測量が調査士の業務になる場合もあるとのことでした。




最後に講師から調査士の皆さんに贈ることばのメッセージをいただきましたので紹介いたします。

「アメニモマケズ、カゼニモマケナイ、ジョウブナカラダヲモチ
ヒガシニ、キョウカイアラソイアレバ、チョウセイ、ソクリョウシ
ニシニ、ソウゾクノアラソイアレバ、ブッケンヲカクテイシ、アラソイハヨセトイイ、ミンナニ、ホメラレモセズ、ニクマレモセズ
ソンナチョウサシニ、ワタシハナリタイ!」

取材 広報部 藤野 寛
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